よく使いそうな基本的な使い方のみ記載します。
RadioButtonの配置方法
ツールボックスのRadioButtonを選択し、Formのデザイン上でクリックすることで配置できます。
表示名は最初のままですが、プロパティのTextから変更することができます。
RadioButtonは複数の選択肢から一つだけを選択するため、必要な数だけ配置をします。
RadioButtonの動作とGroupBox
RadioButtonは選択肢から一つだけが選択されるため、一つの画面内で選択させたい内容が複数ある場合はGroupBoxを使ってRadioButtonによる選択肢をまとめる必要があります。
例として以下のように項目を配置してみます。
選択項目1でradioButton1、radioButton2を選ぶときは問題なく1つだけが選べますが、選択項目2でradioButton3、radioButton4を選ぶと選択項目1で選んだ項目からチェックが外れてしまいます。
これはグループとしていないため、このフォーム上でRadioButtonが一つのグループとして扱われてしまうのが原因です。
選択項目1のlabelの横にradioButtonを並べたとしても自動でグループとなることはありません。
この例では2つの選択しか並べてませんが、実際には縦にも並べ選択肢がもっとある場合もあり特に何もしなければ一つのグループと見なされます。
それでは複数のRadioButtonのグループを作りたい場合はどうすればよいのかといえば、GroupBoxを使用します。
GroupBoxもツールボックスから選択し、Formのデザイン上でクリックすることで配置できます。
GroupBoxの枠の中にRadioButtonを配置することでそれがグループとなります。
GroupBoxを使用することで以下のようにそれぞれのグループの中から一つの項目を選択できるようになります。
radioButton1～4、radioButton5～6、radioButton7～8の計3つのRadioButtonのグループがあることになります。
ちょっとくどいですが、radioButton8を選択したときにチェックが外れるのはradioButton7だけとなります。
なお最初にチェックされている項目を変更する場合はプロパティのCheckedをTrueにします。
コード上でどれが選ばれているかを取得するときにもこのプロパティ値を使用します。
見た目をボタンにする
RadioButtonは見た目をボタンにすることができます。
プロパティのAppearanceをButtonにするだけで変更することができます。
見た目だけの問題ですが、例えば「はい」「いいえ」を選択させたいような場合にはButtonの見た目の方が良いかもしれません。
